カフェポタリスト

愛の昼下がりのカフェポタリストのレビュー・感想・評価

愛の昼下がり(1972年製作の映画)
3.5
昔、一般公開されたようですが、なかなか観れなかった
ロメール「六つの教訓劇」の第6話。

充ち足りた生活をおくっている主人公の前に、
かつて友人の彼女だった女性が現れる。
彼女との関係は一線を越えず、逢瀬は平日の午後に限られ、
彼の職場にも堂々と出入りして、なんとも宙ぶらりんな関係が面白い。
螺旋階段のシーンでエンドでもよかったのでは。

普段、恋愛ものは観ないのですが、不思議とロメール作品は
アッサリして、イヤらしさがないので抵抗なく観れるのが好い。