HARU

ソウのHARUのレビュー・感想・評価

ソウ(2004年製作の映画)
3.3
目が覚めると、見知らぬバスルームにいた。足には鎖。横には自ら命を絶ったという男の死体。そしてその向こう側には自分と同じ状況に置かれた医者。
この、何が何だか全くわからない状況を、観ているこっちまで体感させられた。

観始めてから数分は、103分ずっとバスルームの中にいるのかと思っていたけど、案外回想シーンだったり、別の視点から見せてたりしてたので、閉塞感とかはあんまりなかった。
緊張感があってもいいようなシーンもそれをあまり感じることができなかった。

「ジグソウ君って一体何なんだ!?」
「どうやったらバスルームから脱出出来るんだ!?」

という疑問を軸にお話は進む。少しずつ解決のヒントが見えてきて、どんどん引き込まれる。

怖かったのは、極限状態に陥った人間の様。
死に直面した時の、人間が狂って行く様が精神的に一番くる。もう何もできない、どうなってもいい、助かりたい。悲痛な叫びが痛々しかった。血糊とかの表面的なところが凄いグロいもんだと思ってたけど、そこはそうでもなかった。人間の内っ側の狂気的な部分を刺激してくる気持ちの悪いグロさ。

最後はびっくり。まさにどんでん返し。

ジグソウ君の動機が曖昧でちょっと理不尽かな~と思ってしまったので、そこが残念だった。

最初のバスルームのシーンで某アニメそっくりじゃん!って思って調べたら、某アニメちゃっかりパロってました。笑
元ネタを知れて良かったです。笑

期待し過ぎてい観終わった時に物足りなさを感じてしまったのでちょっと評価が低めです。(泣)