今さらの初鑑賞、、
突如、意識の戻ったアダムは、真っ暗闇の中、バスタブで溺れかける。
明かりをつけると、その部屋には先客、医師のゴードンと中央に転がる死体、、、
ざくっと言えば閉じ込められた二人の男がここから脱出できるのか?っという話(ゲーム)なんだけど、アクション多めの脱出劇とは違い、動きを封じられていたり、時間制限があったり、犯人との駆け引きがあったり、心の葛藤があったりと終始目が離せない。
中だけではなく、外の世界も動いていて、それが二人の心理を更に複雑なものにし、ストーリーにも絡まり進んでいくため、展開もテンポもはやく飽きさせない。
心にズシズシ迫り来る重苦しい嫌な感じはあまりなかったかな。
救いがたいシーンも割とさらりと観れる感じ。
種明かしとしては終わってみれば、なんてことはない流れなんだろうけど、観ている自分もすっかり心理戦の中に飛び込んでしまっていて、細かいとこはサラッと横を素通りし、くるくるおどらされてしまった。
途中海外のコメディドラマを見ている感覚に似てるなと感じながら、、、ただラストのシュールな終わり方にはめっちゃハマッた(笑)