広島カップ

スピードの広島カップのレビュー・感想・評価

スピード(1994年製作の映画)
4.0
ヤン・デ・ボン監督の作品ラインアップを眺めてみると、この作品だけ突出して面白い(勿論、色々な意見が御座います)ことに気付きます。何故でしょう?

速度が一定以下になると爆発を起こす時限装置付きの乗り物というアイデアは既に『新幹線大爆破』でお馴染みのものだし、同じバスに同乗する他人同士が運命を共にするストーリーは遥か昔に『駅馬車』にあります。その二つ共知らないヤング(古ッ!)には新鮮かも知れません。

やっぱ、キアヌですか。
確かにこの映画のキアヌ・リーブスは躍動感、清潔感に溢れてややエキゾチックな風が吹いてます。正義感の強い若い刑事役は実にハマっています。
爆弾魔のホッパーも存在感を見せます。職業柄(?)右親指を爆弾でぶっ飛ばされて失っています。
彼が電話をするシーンが多いですが、最初彼が電話をかける時に、なぜ親指の無い右手で持って左耳に当てて使うのか奇異に思いましたが、おそらく右耳の聴力も爆発で失っているからなのだと気付きました。左手で持って左耳にあてればよさそうなものですが、このスタイルを彼の一種の映画的トレードマークにしたかったのでしょう、と思います。