エレベーターがゆっくりと降りていく中でのオープニングクレジット。
『スピード』なのにスピード感ないんかい。
と言いつつ、若きキアヌ・リーブスが爆弾魔に挑む90年代アクション映画をしっかり鑑賞。
序盤は正直スピード感が無くて、「もうこれ、タイトル『ブレーキ』でいいやろ」などと意味不明なツッコミをしつつも食い入るように観るという…。
でもこの突拍子もない感じがこの時代のアクションの良さでもあるのよな〜と一人で納得。
高層ビルのエレベーターでの戦いから走行するバスでの戦いに移行するとあら不思議!
まさに『スピード』!
犯人から提示された条件は、
・370万ドルを用意しろ
・乗客は降ろすな、降ろしたらバスを爆破する
・80km/h以下になるとバスが爆発する
となかなか厳しめ。
キアヌも必死で乗客を救おうと奮闘します。
爆弾魔役のデニス・ホッパーの悪役っぷりが非常にハマっており、駆け引きはかなり白熱!!
キアヌ「80km/hを切ったら爆発する!」
運転手(僕)「既にメーター60を切ってるんだが?」
キアヌ「バカめ!ここはアメリカ、マイル表示に決まってんだろ!やる気あんのか⁉︎」
僕「すびばせん(涙)」
そんな言い方キアヌはしないですが、生きるか死ぬかのハラハラ感はかなり伝わってきます。
これ何のレビューかわからねぇよ…と思った方は是非ご覧ください。
きっと貴方も語彙力が破壊されます。
勢いが大変素晴らしい、傑作アクションです!