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スピードのLATESHOWのレビュー・感想・評価

スピード(1994年製作の映画)
4.4
中2から今日まで、ダイハードと並び何回観たって絶対に面白い映画。
文字通りノンストップ知恵勝負。

エレベーターからバス、地下鉄と都会を縦横無尽に暴走させるスリルをキチンとルールを設定して作っているから面白いのだ。
爆弾をセックスの絶頂に例えるのがアメリカらしいね笑
青春映画スターだったキアヌが精悍な短髪にして走り回る。この辺りから、マッチョなアクションスターがデカい銃で暴れ回る映画は鳴りを潜めた。
加えて、サンドラ・ブロックの極限状況で見せる実に素敵な明るい笑顔。下町の元気なおねえさん!
時速80k以下になると爆発する設定が矢継早のスリルを生み出し大ヒットを導いた訳だが、
今観るとキアヌの向こう見ずなアクションとサンドラの親しみある笑顔もまたヒットの理由だったのかも。
エリートじゃない、ロス在住の気のいいあんちゃんおねえちゃん。
「大脱走」のラスト、スティーブ・マックィーンの笑顔がすべて帳消しにしてしまったように
サンドラ・ブロックのへこたれない明るい笑顔が緊張を緩和させてくれる。
最悪の状況下でもみんなが元気になれる笑顔を見せてくれる人って、素敵ですよね。

デニス・ホッパーが悪役を演じると、やっぱりどっかサイコで変態ぽくなるんですよね笑
ちょっとヒント与え過ぎでしょ。
フラグ立ててんなー
親切な爆弾魔だなーと
意地悪な目で観てしまった部分もややあり。
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