Kota

コーラスのKotaのレビュー・感想・評価

コーラス(2004年製作の映画)
3.3
1940年代フランスの問題児ばかりの寄宿舎の舎監として赴任した落ちこぼれの音楽家(ジェラールジョニュ)は生徒達に合唱を教える事で繋がり、心を通わせていく。ストーリーだけ辿ると“天使にラブソングを2”を感じさせるがフランス映画なのでもっとスローで繊細で綺麗。“プチニコラ”の時も感じたけどなんでフランスの子供達というだけでこんなに神々しいんだろう。

天使の歌声を持つ美少年モランジュと孤児のペピノの可愛さにみんなやられてしまうんだろうな。モランジュの歌声は本人の声みたい。が、何となく自分の中では先生の生き様のほうが主題っぽかった。生徒に音楽を教える事で、彼自身の小さな夢も叶ったんだと思う。レトロな雰囲気と紙飛行機が印象的。良くも悪くもフランス映画という感じだったかな。ポスターが可愛いね。
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