2021年5月4日
『50回目のファースト・キス』 2004年制作
監督、ピーター・シーガル。
他の監督作品に、デイヴ・バウティスタ主演の
『マイ・スパイ』がある。
ハワイ。
ヘンリー・ロス(アダム・サンドラー)は獣医師として
水族館に勤務する。
ある日、ルーシー・ホイットモア(ドリュー・バリモア)と
知り合う。
が、翌日再びヘンリーがルーシーと会うと、ルーシーは
前日のことをすっかり忘れていた。
ルーシーは交通事故の後遺症による、前向性健忘
(短期記憶喪失障害)という病気だった。
前向性健忘:
事故に遭った時点以降の記憶が抜け落ちる状態。
記憶障害回復後の出来事を記憶できない症状。
記憶を呼び出す想起の障害、つまりある地点から
遡っての記憶が引き出せない状態のこと。
(この項、Wikipediaより抜粋)
しかし、映画の内容は明るい。暗さはない。
ルーシーの父と弟とヘンリーが織りなすお笑いが楽しい。
映画の中で、ルーシーの障害に対しての父と弟の
やり方・・・毎回、嘘の上塗りか、事故の顛末を知り
ショックを受けて哀しむルーシーより、
ビデオで事の次第を悟らせるヘンリーの前向きなやり方の
方が、ルーシーにとって悲しみが和らぎ、より良い方法だ
というのが分かった。
ラストの部屋で目覚めるルーシー。
ビデオを見て、今の状況を知る。
その後、・・・・・・驚いた!!
観ている方も、幸福感に包まれる終わり方。
観て満足する終わり方。
良かったね(^^♪