日本版を見る前に予習。
王道ラブコメではあるが、結構しっかりと作られた作品だった!
要はチャラ男の実は実直で真面目な面が努力を結ぶ話。
恋愛映画の男像には様々あるが、
今回の映画の主人公は完全にヒロインのスーパーヒーロー。
一目惚れをし、彼女が1日しか記憶が持たなくても、
あの手この手でアプローチし、彼女を笑わせた。
彼女を悲しませたくないために、
毎日を10月9日と装う彼女の父親とは違い、
彼は彼女の未来のために努力し続けた。
そして、あるアイデアが彼女と彼の未来を開いた。
そのアイデアも彼の彼女への愛が十二分に伝わる…。
尽くして尽くして、尽くした先に彼女を救えた。
マジでかっこいい実直なヒーロー。
しかし、その尽くすことは彼の将来も壊すことになる…。
ここでヒーローのもうひとつのかっこいいポイントが出てくる。
彼には夢があることだ。
そんなチャラチャラしてた男が実は昔から考えていた夢があったなんて…。
しかし、その夢を彼女がいることで進めなくなってしまう…ツラみ…。
愛のために努力したヒーローの決断のときはこれまたかっこいい。
その他にこの映画はとてもアイデアが面白い。
彼が彼女にアプローチする方法も、
彼女の未来を開く方法もとても面白いし、
彼女が毎朝ワッフルでマウナケアや建物を作るところも面白い。
今の映画だとこういうワクワクするアイデアを出してる映画は少ないんじゃないかな。
だから、懐かしく、ある意味新鮮だった!
王道だけど、めっちゃワクワクするし、
かっこいいやん!
この頃の映画のようなものがまた生まれるといいな。