健さんが好きな私が見逃していたドラマ。まあ、史実と云っても良いと思われる作品で日本人なら是非鑑賞してほしい作品ですが、意外にもMark数が少ないのが気になりました。
昭和初期、太平洋戦争に突入する前の日本陸軍将校の叛乱（クーデター）を一人の青年将校夫婦の愛情と愛国心を描いた作品。
庶民の苦しい生活に反し、財閥と軍部重鎮の一部の私欲に走る腐敗した政治に不満を募らせる将校が集まる。次第に彼らの意思はクーデターとなって二二六事件と発展する。しかし、軍幹部は彼らの意思を反乱と扱い、益々軍部主導の政治が強まり大戦へと突入する・・・
昭和の時代に愛国心に燃えた青年将校たちの熱い想い。反乱を容認するわけでは有りませんが今の国民の無関心さをを案じてしまいます。
健さん、小百合さんの最後の面会のシーンは胸が詰まる思いです。二時間半の長い作品ですが皆さんに是非ともご覧いただきたいと思います。
洋画ファンのレビュアーさんが多いと思いますが邦画も良い作品も有りますよ（笑）。
