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オーシャンズ11のぉゅのレビュー・感想・評価

オーシャンズ11(2001年製作の映画)
3.6
2021年 鑑賞 21-17-0
「トラフィック」「エリン・ブロコビッチ」等のスティーブン・ソダーバーグ監督による、「オーシャンと十一人の仲間」(60)のリメイク作品。続編に「オーシャンズ12」(05)、「オーシャンズ13」(07)が製作された。

凄腕の泥棒で詐欺師でもあるダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニーさん)は、服役を終えてニュージャージーの刑務所から仮出所した。すぐさまロサンゼルスにいる相棒のラスティ・ライアン(ブラッド・ピットさん)と再会し、服役中に企てていた新しい盗みの計画を打ち明ける。それはラスベガスの3大カジノの金が集まる地下巨大金庫からの1億6000万ドル以上の現金強奪計画だった...

銃も出てこなければ、大量の血も、カーアクションもない!そういうのはミッションインポッシブル等に任せて... このシリーズは、団体で役割分担をして、何度かの壁にぶつかりながら、スムーズに計画を遂行していき、“獲物/お宝” を奪う。ド派手演出は極力なしで。その分の良さがある。
策を練り、仲間を集めたり、必要なアイテムを揃えながら、足らないピースを埋めていくのだが、見えなかったピースの存在や思わぬハプニング等もある...

やっぱりダニーとライアンのコンビは最高!まさに “華麗” 。

2人だけでなく、フランク(バーニー・マックさん)、ライナス(マット・デイモンさん)、ソール(カール・ライナーさん)、ルーベン(エリオット・グールドさん)ら仲間との計画を練り、時にはぶつかり、時にはキャッキャぢ笑い合い、積み上げていく “絆” 。

ダニーの前妻のテス(ジュリア・ロバーツさん)や、テスの恋人でもあり、ダニーらが狙う3大カジノのオーナーのベネディクト(アンディ・ガルシアさん)らを巻き込んだ、ハッとするストーリー展開や “心理戦” 。

この要素と、出演する俳優さんたちの豪華さ(ソダーバーグ監督らのカメオ出演も)も相まって、世界的大ヒットに繋がったのでは。
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