ぶみ

オーシャンズ11のぶみのレビュー・感想・評価

オーシャンズ11(2001年製作の映画)
4.0
スティーブン・ソダーバーグ監督、ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ等の共演により、1960年製作『オーシャンと十一人の仲間』をリメイクしたクライム・アクション。
凄腕の泥棒、ダニー・オーシャンが11人の犯罪チームを結成、彼らがラスベガスのカジノにある地下金庫を狙う姿を追う。
公開当時、劇場で鑑賞した一作で、オリジナルは未鑑賞。
前述のキャストの他にもドン・チードルやケイシー・アフレック、スコット・カーン等々錚々たるメンバーが勢揃いしており、それだけでも心ときめく。
クライムものでありながら、銃を使用するシーンを排除したことで、殺伐とした雰囲気は一切なく、カジュアルかつスタイリッシュな展開が小気味良い。
十一人それぞれの個性が際立ち、特性を活かした役回りを持たせることで、計画を遂行するためにはどのピースも欠かすことができず、最後に様々な伏線が回収されていく様はお見事の一言。
計画を実行するまでが少々長く感じられるものの、豪華キャストの競演により作り上げられたクライム・エンタテインメントのお手本のような良作。

次はホワイトジャックか。
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