Yukiko

ゾラの生涯のYukikoのレビュー・感想・評価

ゾラの生涯(1937年製作の映画)
4.2
2018年1月2日
『ゾラの生涯』 1937年制作
監督、ウィリアム・ディターレ。

エミール・ゾラ (1840年~1902年)
フランス生れ。
若い頃、画家のセザンヌと同居。
小説『ナナ』を執筆。
次第に小説家として成功する。
『ルーゴン・マッカール叢書』を発表。
社会主義へと傾倒。

軍人ドレファス事件起こる。
ドレファスの妻がゾラに夫の無実の罪を訴える。
ゾラはドレファス事件の書類を読み、軍を糾弾する。


白黒映画である。
一番の見せ場は法廷シーン。
それぞれの立場の人が、我が身を守ろうと四苦八苦
する場面。
まさかの裁判官までもが⁉ には驚いた。
ドレファスの妻登場にはここが一番の盛り上がり
と期待して、お涙頂戴シーンか、陪審員を味方に
つけて……と思っていたら、まさかの裁判官の
「却下」の連続で、一言も言えないまま。
最終弁論でゾラが喋る言葉が、この映画と
ゾラの生き様を全て物語っている。
フランスの正義。

第10回アカデミー賞作品賞を受賞。
ゾラはポール・ムニさん、アカデミー賞
主演男優賞にノミネート。
ドレファスはジョセフ・シルドクラウトさん、
アカデミー賞助演男優賞受賞。


2018年、元旦🎍
新年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします(^_^ゞ
Yukiko

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