ゾラの生涯の作品情報・感想・評価・動画配信

「ゾラの生涯」に投稿された感想・評価

【アカデミー賞作品賞を見てみよう⑩】

前半は普通に作家として成功するまでの話。後半の事件に関わってからが面白かった。
法廷での長台詞は圧巻。
”自分の信じることを誇りを持って書く”ことを貫き通したエミール・ゾラの存在が当時どれだけ大きかったかが分かります。
軍で発生した冤罪、それも反逆罪でって酷すぎます。「I'm innocent!!」が耳に残ります。
国民も国民。一貫性のなさも無視し軍の有罪の主張に全員ついて行き、満を持して糾弾したゾラをいっせいにバッシング。怖すぎます。
ゾラのように闘う人がいなかったらと思うとゾッとします。
「真実は前進する。誰にも止められない」がめっっちゃかっこよかったです!現代でも通用しうる台詞
いつの時代も民衆は惑わされがち。
死ぬまでに観たい映画1001本より397本目

面白かったです。
実在する文豪のエミールゾラの生涯を、ドレフュス事件というこれまた実在したスパイ冤罪をかけられま軍人を救うために法廷で戦う話です。

普通にかっこいいですね。
どこまで真実なのかフィクションなのか分かりませんが、伝記映画にしては作品向けなドラマでした。
フランスの文豪、エミール・ゾラの生涯を、セザンヌと親交を持っていた無名時代から、その死までを描く116分で、中心はドレフュス事件。世論の大勢がドレフュスを非難する中、名声を捨てることも辞さず、ひとり立ち向かっていくゾラの描かれ方は素晴らしい。映画の随所で、ゾラが正義を語る場面では、視聴する側が思わず姿勢を正して聞いてしまうほどの感動がある。ここにフランス本来の正義感と、本作を製作したアメリカの良心が感じられる。
現代の日本では、マスコミが一度、悪と決めると、それに追従する意見ばかりで、それに反する正論を述べるとネット上で炎上するといったことがある。有名人が保身に入り、意見を述べないという姿勢と、ゾラのそれは全く正反対であり、有名であればこそ社会に影響を及ぼしうるため、敢えて発言するという勇気は、時代を超えて賞賛した。
冒頭に説明があるように歴史に忠実ではない部分はあり、特にドレフュスがユダヤ人であったことには触れておらず、ハンガリー出身の外国人であったため事件の犯人に疑われたという設定になっている。1937年の映画で当時ナチとハリウッドは関係があり、そのためユダヤ人という言葉を映画に挿入しないことになった。ところがドレフュス事件はユダヤ人差別が根幹にあるので、映画で全く触れていないことには、事件を理解する上では問題は残る。そういった経緯もありフランスでは1952年まで公開されなかった(日本では1948年公開)。
DVDのジャケットはゾラを演じたポール・ムニであるが、映画では実在のゾラに近づけるためのメイクがなされており、ジャケットの写真とはまったく異なる。DVDの特典は、オリジナル劇場予告とワーナーが本作と同時期に作った3本の短編映画。Little Diplomatは子役のシビル・ジェイソンが活躍するイギリスの駐屯軍を描く19分、Romance Roadは恋あり活劇ありネイティブ・アメリカンありの18分、Ain’t We Got Funは猫と老飼い主とネズミを描いた8分のアニメで猫が善玉。当時、こういった短編が作られたということを知るには興味深い作品であるが、本作との関連は全くない。
青猫

青猫の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

成功しても、それを投げ棄て真実を追求したゾラ。一酸化炭素中毒の事故死でその生涯を閉じるとは。

ゾラの不屈の魂がこの映画には詰まっている。

第10回アカデミー作品賞

個人的アカデミー作品賞網羅キャンペーン13
WestRiver

WestRiverの感想・評価

3.7
フランスの文豪エミールゾラの伝記映画。

前半はゾラの生い立ちが描かれややゆっくりとしたテンポで進みますが、フランス陸軍大尉であるドレフュスがスパイ容疑で逮捕される、いわゆるドレフュス事件の話が絡んできてからグンと面白くなります。

この事件の詳細に関してはWikiなどで調べて頂きたいですが、軍部がドレフュスが有罪になりそうな証拠を握り潰して無罪にしようとしますが、ゾラはこれを弾劾し、批判します。

結果としてゾラは法廷に立たされる事になりますが、正義の為に自分の身がどうなろうと立ち上がり、権力を持ち過ぎて腐り切った軍にメスを入れる姿には心打たれました。

1937年に上映された事からも明確に反戦を唱えていたのだと分かります。
マスン

マスンの感想・評価

4.0
フランスの文豪、エミール・ゾラの半生を描いた伝記ドラマ。
無名の作家だったゾラが文壇で脚光を浴び、ドレフュス事件で正義を貫き続け、亡くなるまでの半生を描写する。ゾラ役のポール・ムニの熱の入った演技と役作りが語り草だ。U-NEXTレヴュー

第10回アカデミー作品賞。
エミール・ゾラ。フランスの小説家。自然主義文学の定義者。無名の作家時代から、数々の本が出版されて名を残すまでに。初版の"ナナ"。
正義と真実を訴え、無実の人を助けるために後半の裁判は見応えある。
それも国家権力、軍部を相手に訴えるのだが。

"真実は前進する"
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