理事長

モンスターズ・インクの理事長のレビュー・感想・評価

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)
4.0
✒️あらすじ
子ども部屋のクローゼットの向こう側に広がるモンスターたちの世界。彼らは夜な夜なドアを開いては子どもたちを怖がらせているのだが、実は彼らはモンスターズ株式会社のれっきとした社員。この会社は、モンスターシティの貴重なエネルギー源である子どもたちの悲鳴を集めるのがその仕事。しかし、最近の子どもは簡単には怖がってくれない。モンスターズ社の経営も苦しくなってきている。そんなある日、大事件が発生した。モンスターたちが実はもっとも怖れる人間の女の子がモンスターシティに紛れ込んでしまったのだ!


✒️感想
小さい頃によく見たなぁ。

改めて見るとこんなストーリーだっけ?って感じだった。
今もだけど、当時サリーとマイクのパッと見ただけでわかるキャラデザイン。このインパクトが強くてストーリーなんてそっちのけ。って感じだったのかもしれない。
他のキャラのデザインもカラフルかつ豊富。

ドアに関してはどこでもドア感...まあこれに関しても、ものすごい規模のカラフルさで惹き込まれる。

ストーリーに着目すると、大きなベースとなる設定から、起承転結がハッキリしていて分かりやすく、笑いあり涙ありで全体的に質がいい作品。

子供の悲鳴が生活エネルギーになるという発想自体面白いし、そんな世界観を楽しく仕上げられている。

実はモンスターは表面的には怖いんだけど、何をするか全く分からない人間の方がもっと怖いぞ的なテーマあったりするのかな?笑
人もモンスターも見かけによらず、大事なのは中身というシンプルなメッセージもあるような。

モンスターをどう見るかで捉え方が変わりそうな作品です。


✒️映画情報
『モンスターズ・インク』は、2001年に公開されたディズニーとピクサー製作の長編フルCGアニメーション映画。ピクサーの長編アニメーション作品としては第4作目となる。日本では2002年3月2日に公開された。ピクサー作品では初めてジョン・ラセターが製作総指揮に回り、ピート・ドクターが初監督を務めた。
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