ネルエル

神経衰弱ぎりぎりの女たちのネルエルのレビュー・感想・評価

神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)
3.6
冒頭からスペイン語の言葉と音楽がムードたっぷりで、すぐに色鮮やかな世界に入り込めた。

激しく情熱的でスペインらしいのかもしれないが、女性たちの感情的な行動は怖いものがある。すべては身勝手な男に対する怒りと悲しみが、神経衰弱にさせてる。そんな女性たちの逞しさも際立っていた。
ドタバタな笑いがありつつ、終盤に向けてバラバラだったものが色々繋がってカオスな展開になるのも面白い。

涙もろくて気の利くタクシーの運転手がとても良かった。

別れ方には気をつけて。
ネルエル

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