のん

おかしな夫婦ののんのレビュー・感想・評価

おかしな夫婦(1970年製作の映画)
3.8

オハイオの田舎町からニューヨークへやってきた中年夫婦の身にふりかかる数々の災難をコミカルかつシニカルに描いた作品で、せっかちな主人公ジョージ(ジャック・レモン)が事あるごとに「訴えてやるからな!甘く見るなよ!」といきがる姿勢。見てて「まぁまぁ」って言いたくなるけど(笑)、この態度が都会へのコンプレックスでピリピリ緊張したオハイオ人の強がりって思うと滑稽と哀しみないまぜになる。
ラスト好き。

私はリメイクも好きだけど、あちらはゴールディ・ホーンの存在感が大でちょっと別物な感じ。こちらはやはり雰囲気あって何より皮肉が効いてて悲愴感がある。主演の二人、ほんとに1日歩き回ったんじゃないか?ってくらいドロドロで声もがらがらになってるのだ!





ニール・サイモン作品て未DVDのものが多くて、翻訳ものを舞台で観る方が多いんだけど、やはりアメリカの景色の中で観たいなぁ。