バルバワ

ラストラブのバルバワのレビュー・感想・評価

ラストラブ(2007年製作の映画)
1.0
観た私が悪い!そんなことはわかっています。最近良い映画しか観ていない自分に修行を課す意味で鑑賞致しました!


罵詈雑言が多い+多少ネタバレレビューになりますので今作が好きな方はすみません💦







ざっくりとした感想として…わかんねぇよ!何から何までわかんねぇよ!何を見て、何を聞いて、何を感じたらこうなったん?!という展開の連続でした。

まず主人公・阿川とヒロイン・結が恋に落ちたタイミングがわかりません。流れをざっくり説明すると

互いに「ゴミ」と罵り合う出会い(ヒロインのツナギから私服の早着替えは必見)

主人公とヒロインの強引なニューヨーク出張(どちらの会社もブラック過ぎて必見)

すったもんだあってヒロインが婚約者に捨てられる(ここから婚約者は一切出てこないので彼の数少ない出演シーンは必見)

主人公、ヒロインをディナーに誘いすったもんだあって過去ばな、妻が病死したことを話す(このシークエンスでは阿川が英語話し掛けられることが多いのですが阿川の理解してない感は必見)

日本に戻り二人は恋に落ちる。

…うん、わかんねぇよ!私の理解力がないだけかも知れないけどわかんねぇよ!要は強引なストーリーの為だけに存在するキャラクターを配置しているだけでドラマを描くのではなく、ただただ進めているだけなのです。


あとラジオで伊集院光さんとみうらじゅんさんも指摘していましたが、結は何でそんなに親しくもない阿川の娘に犬をあげたの?わからない…(その犬の名前が衝撃的なので必見)。

あと、阿川が基本ボソボソ喋るので何を言ってるのかが本当にわからないんです。なので今作は映画館で必見かもしれませんね…できれば応援上映で!コエハッテーL(`口´L)

まぁ、こういう作りや演技が雑なだけな映画ならまだスコアは"2.5"くらいで、酷いとは言え「わかんねぇよ!」とツッコミながら楽しく観れたのですが…終盤からの流れが不快過ぎてですね。

阿川が夢の実現のためニューヨークに行くことになるのですが、なんと一人娘を置いて行こうとするのです。結が「その間は私が面倒見る!」とかほざくのですが、阿川恋しさに家事もろくに出来ず娘に促され(また、ここでの娘の交渉術がむりくり過ぎて酷い)すぐにニューヨークに行きます。

阿川は常々「妻を死なせたのは俺だ…フウン( ´∠_`)」だの「未来ある君(結)は過去である俺と一緒にいちゃダメなんだよ…フウン( ´∠_`)」だのほざいていたのにも関わらずこの体たらくで、結もあんな必死に娘の世話を買って出たのに…あのさぁ、いい大人が雁首揃えて未来ある娘を振り回してんじゃねぇよ!!

というわけで嫌いな映画です。
バルバワ

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