綯綯

シャッター アイランドの綯綯のレビュー・感想・評価

シャッター アイランド(2009年製作の映画)
4.0









「プリが孤島で台パンする映画」



















監督は、ウルフやギャングオブNYで知られるマーティン・スコセッシ。


孤島、監獄、精神病棟という閉鎖的な空間でミステリーのページをめくる。ゲットアウト系ミステリサスペンス。

ラストの謎が肝心なので、ぜひ先に一度か二度は見てみてね。





演出の美は言わずもがな。

残1:56:18、青春映画のように美しいマーラーのカットイン。灯台での引き絵もすばら。

カメラワークが細かく、パンが多い。わざとらしくタランティーノか何かに似ている。銃殺シーンも同様。わざとらしい。


ジャンゴに引き続き台パンするディカプリオが必見。濡れてるディカプリオってだいたいイケメンだよね。

演技面では、キャッチミーを思わせる情けなさが最高。ベソかいてるプリも素敵。





時系列をすり替えたシャッフル演出も特徴的。月並みだけど、インセプションをも思わせる複層的な作り。

本作ではせん妄って設定のおかげで何がファクトか曖昧なのがいいね。ラストの解釈についてはブログにて。

→時系列含めちょっと整理してみたよ。
"映画シャッターアイランドのあらすじを泣きながら紐解く"
https://nowinthemovie.com/suspense/shutterisland-1/





話の趣旨が始まるまでは長ったらしく不気味さを貼り付けている。上品だし、何かっぽい。

これ見よがしな謎めきと共に、隠れた不自然映像もたくさん。

水と炎、色、上下の移動。たくさんのメタファーもあって、消化するのがとっても楽しい映画。

→これについては後ほど記事にてくわしく。

今思ったけど灯台は火をつけるもののメタファーやんね。ドラゴン桜。