kojikoji

シャッター アイランドのkojikojiのレビュー・感想・評価

シャッター アイランド(2009年製作の映画)
3.8
2009年 アメリカ 監督:マーティン・スコセッシ 
2022.08.07鑑賞−#355
●レオナルド・デカプリオ(テディ)
●マーク・ラファロ(相棒チャック)
● ベン・キングズレー(ジョン)

 病んでいるのか、正常なのか。この島は本当の精神病院患者の収容所なのか、それともテディが病んでいるのか。わからないだけに最後まで一気に観てしまう。マーティン・スコセッシ初の本格ミステリー。ちょっと変わり種の作品だが、重厚で見応えがあって好みの映画。私は彼の実験は見事に成功していると思う。
   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 ボストンの沖合に浮かぶ孤島シャッターアイランドにある精神を患った犯罪者を収容する病院。レイチェルという女性患者がその病院で姿を消してしまう。連邦保安官のテディは相棒のチャックと捜査のため島を訪れるが、彼には別の目的があった。

 彼は放火で自分の妻を殺したレディスを追っているというが、彼の頭痛と妄想が次第に酷なって行く時、真相が明るみになってくる。  
 場面は決して現実を写していない。彼が妄想している現実と本当の現実が入り乱れて描写されるから、何が真実かわからないのだ。
ヒントは至る所に準備されている。

 マーティン・スコセッシはそれを意識しながら、観るものに謎解きを迫り、それをこの映画の面白さにしている。

 さあ、監督の挑戦を受けてみて下さい。
良質なサスペンス・スリラー12