とし

シャッター アイランドのとしのレビュー・感想・評価

シャッター アイランド(2009年製作の映画)
3.0
レオナルド・デカプリオ主演の映画で、ジャンルはミステリーです。

1954年。連邦保安官テディ・ダニエルズとチャック・オールは、ボストンハーバーにある孤島へと向かう。そこにある精神病院から女性の患者が1人…消えたと通報があったのだ。調査するテディ達に、医師達はあまり協力しようとはしない。女性の病室から謎の暗号を発見したテディは、調査を進める。だが、もっと大きな謎が待ち受けている事に、彼はまだ気付いてはいなかった…という内容ですね。

誰が本当の事を言っていて、誰が信用出来るのか。上手く作ってありますねぇ。全く予備知識無かったので、引き込まれましたー。まぁ…3分の2ぐらいで、何だかおかしいなと感じ、まさかこんなオチじゃ…と想像しましたけど…正解でした(笑)。

点数、4点にしようか悩みましたが、オチが読めたので3点にしました。よく出来ているので、オススメしても良いレベルですよ!

あとはネタバレになりそうなので、少し行間を空けて書きますね!


















テディ自身が本当は患者で、全ては幻覚というね。138分も、幻覚に付き合っていた訳だ(笑)。途中、変な対応を取る人が沢山いましたけど、答えを知った後でもう一回観ると「ああ、成る程。だからあんな態度だったんだ」と分かる…二度楽しめる仕組みだったのですねー。面白いです!

テディが患者という筋書きではありますが、実は知ってはいけない事を知った為に患者扱いされてこの島に閉じ込められ…でも話の辻褄がギリギリ合うんですよねー。脚本、上手いなぁ。

ラストで、テディの性格に戻ったフリしていましたよね。あれって、子供の死や妻を殺した罪の意識に堪え兼ねてワザと狂ったフリして自ら手術を受け、ある意味自殺しようとしてる…って事でしょ?何だか、悲しくなっちゃいました…。
とし

とし