このレビューはネタバレを含みます
定期的にマーティンスコセッシ監督の映画を観ている気がする!笑
おもしろかったー!
こうゆう現実と妄想がこんがらがってるような映画ってすごく引き込まれる、、
現実と妄想が混同してる時のテディ/レディスを演じるレオ様の迫真の演技がもう、、、、!!!
結末知ってからもう1回見たんだけど、
伏線がこれでもかー!ってくらい散らばっててすごい、、、!
これは2度みて3度みてさらに楽しめると思う!
テディが水に対して異様に反応することも、ずぶ濡れのテディに向かって院長が"Why are you all wet, baby?”と投げかけるところも、島の鉄線に電流が流れていたことをテディが知っていたことも、不自然なチャックと院長の目配せも、医師のシーアンが姿を現さないことも!!!
なんとなく煮え切らないなあと思っていたシーンが、もう1度見直すことで回収できていってすごいすっきりしたし興奮した(笑)
ラストの台詞は切ない〜。
Which would be worse: To live as a monster, or to die as a good man?
いまはレディスであることを受け入れて穏やかに過ごせているけれど、またいつテディに戻ってしまうかわからない。
モンスターになる可能性があるまま生きるよりも、"良い人間"として社会のために自分の魂を殺すことを選択した。
テディは戦争の記憶にひどく苦しんでいるシーンも印象的だけど、スコセッシ監督の映画には戦争のPTSDで苦しむ背景を持った人物が多い印象がある。