DVDを再生すると淀川さんの解説から始まる
淀川長治さんの世界クラシック名画100撰集(40)
淀川さん、今回はだいぶストーリーに突っ込んできてますね。ほぼ最後まで教えてくれます。
(´;ω;`)
いつも通りです。うん。
過去は…
バラバラにしてやっても
石の下からミミズのようにはい出てくる
『東への道』
子犬にヒヨコにまどろむ子猫。やっぱりこういうの好きなんですよね。
幸薄そうな女を演じさせたら右に出るものはいないリリアン・ギッシュ。
目を細めないと意外といい男、リチャード・バーセルメス。
『散りゆく花』のコンビがお届けする、悲劇的な愛と危機一髪のグリフィス劇場。まさにグリフィスの真骨頂。
過去から逃げる女リリアン・ギッシュ。でも逃げるならもっと遠くへ逃げようよ。めっちゃ近くに逃げてるし。かなりの至近距離。圧倒的に追い付かれちゃう。
リリアン・ギッシュの絶望の顔芸はいつ観ても凄いですね。楳図かずおの描くホラーの表情になんとなく似てない?そう思うのは私だけ?
そして、なんと言っても氷上のシーン
危ないなあ
ホント、大丈夫なのこれ?
リリアン・ギッシュもバーセルメスも命懸けなんです。特にリリアン・ギッシュなんかは、撮影時に凍傷になってしまって、その後遺症は生涯消えなかったというほど。やり過ぎ。グリフィスさん完全にやり過ぎですね。なかなか真似できない。でもそこにシビれる!あこがれるゥ!
時折これは別撮りした危険シーンだなと分かってしまいますが、それでもついついドキドキしてしまう。危険なシーンだったなあ。
マタギの格好したリチャード・バーセルメスの体の張り具合が半端ない。今ならSASUKEか?Qチューブ?風雲たけし城に出たとしても、結構いいところまで行けそうなぐらいのアスレチックの達人でした。
ラストはフフフってなっちゃうシーンもちゃんと用意されてるからグリフィスさん、やっぱ愛だよね。愛。