グリフィス監督が前年の「散り行く花」(1919)に引き続きリリアン・ギッシュ×リチャード・バーセルメスで制作したメロドラマ。監督作の中では「國民の創生」に次ぐ大ヒットを記録。
母子家庭のアンナ(リ…
このレビューはネタバレを含みます
D・W・グリフィス監督作。
田舎に暮らすアンナ(リリアン・ギッシュ)は女たらしのレノックスと恋に落ちるが、騙され捨てられてしまう。しかしアンナは妊娠していた・・・。
アンナがあまりにも不憫でなら…
『散り行く花』に続くグリフィス監督作品。規模の小さな『散り行く花』で大作路線から一度それ、再び大作寄りに戻したような印象を受けました。
クライマックスの盛り上がりは『國民の創生』『イントレランス』に…
1920年(日本は大正時代)に作られたトンデモ作品。
クズ男に結婚詐欺された女性(リリアン・ギッシュ)が、産んだ子どもにも先立たれ、住んでいた家からも追放され、やっと見つけた場所で住み込みの仕事を…
グリフィス監督が"イントレランス"の興行不振から立ち直るためにとった苦肉の策。
母と2人で貧しく暮らすアンナは金持ちの叔母へ奉公に行くことなるが、そこで女垂らしの男に捕まってしまい…
D.W.グリフ…
100年以上も前にこんな胸熱なメロドラマがあったのは驚き。やっぱりグリフィスはスゲーなぁΣ(´∀`;)。最初と最後はなんかコミカルな感じもあった。自分が見たのは完全な無声映画だったけど面白かった。カ…
>>続きを読むバートレット家のバカでか暖炉
ラストミニッツレスキュー
リリアンギッシュは脚本を読んでいつまでこんな古臭いメロドラマを、、と笑ったそうだが気絶するほど過酷なラストを撮らされてグリフィス先生は気が狂…
実際に凍傷で死にかけたリリアン・ギッシュの名演技(演技?)光るクライマックスが有名だが、全編を通してとにかく同情を誘う表情のつくり方が上手い。「いたいけ」という言葉がこれほど合う俳優はいない。
DV…
ドゥルーズのイチオシ。グリフィスの長い映画ってほんとに最後の数十分のために2時間の前フリに耐えるみたいなところがある。前半にも随所にハッとするほど美しい瞬間は挟まれるものの、終盤でアナが吹雪に猛然と…
>>続きを読む