蜘蛛マン

ハードロマンチッカーの蜘蛛マンのレビュー・感想・評価

ハードロマンチッカー(2011年製作の映画)
3.8
ヤンキーとヤクザしかいない下関の街で、ひたすらにヤンキーが殴り殴られる映画。
不良漫画とかヤクザ映画が好きな人はきっと好きなはず。ゆえに自分も好きだった。
さりげなく下関市が風評被害にあっている気がするが、そこはもう監督がこの街出身だったことを嘆くしかない。

暴力にはやっぱり麻薬的な快楽が潜んでいるなと改めて思う。やっぱりね、どこかでスカッとしてしまうところがあるんですよ暴力には。(絶対に自分は巻き込まれたくないけど)
不良カッコいいみたいに思ってた頃もあるんですよ、男なら誰だって。(なりたいとは思わないけど)
この映画の松田翔太の金髪黒コート姿も相当カッコよかったと思う。

ストーリーは随所で説明不足な気もしたけど、全編通じて見せ場(つまり暴力)も多く、没入感が高かった。
総じて、かなり良い感じの作品でした。
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