あるふぁ

アメリカン・ヒストリーXのあるふぁのレビュー・感想・評価

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)
4.1
2018年76作目

監督:トニー・ケイ

憎しみは新たな憎しみしか生まない。そして、その憎しみに人生をかけるのは無意味だと思いました。

”Hate is baggage. Life’s too short to be pissed off all the time; it’s just not worth it.”
憎しみは荷物だ。いつも怒っていられるほど人生は長くないんだ。そんなにもったいないことはない。

差別はいったい、いつから始まったんだろうと考えたとき、
自分が優位な立場に立ちたいと思った瞬間からであると思いました。
そのために、分かりやすい肌の色や宗教の違いが使われているだけであって、人間のポテンシャルに違いはないと思う。なにかこう、切磋琢磨出来る道はないのか。

相手を蹴落とすのではなく、自分と相手がともに成長することが出来る思考が少しでも差別をなくすかもしれない。

話の展開の仕方だけでいくと、弟がレポートを書かされていることがラストであぁそういうことなのかってスッキリした。
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