このレビューはネタバレを含みます
日本人だから全然馴染みないし遠くで起こってる出来事だからあんまり考えてこなかった人種差別について強く考えさせられた映画
刑務所の中では黒人の方がマジョリティだから白人の方が弱い立場にあって、その中でデルクが徐々に変わっていく過程が凄く面白かった
デレクは黒人を銃で殺してあの笑みを浮かべていたけど、彼の背中を追っていた弟が黒人に銃で殺されてしまったのは最悪の皮肉
でもだからこそ良い映画になってるんだろうなあ
結局あの後どうなったかは描かれてなかったけど、デルクは弟を殺された憎しみとか怒りは黒人達にぶつけることはないんだろうなと思った
そして終始エドワードノートンの演技に圧倒