アメリカン・ヒストリーXの作品情報・感想・評価

「アメリカン・ヒストリーX」に投稿された感想・評価

憎しみは荷物だ。怒っていられるほど人生は長くないんだ。そんなにもったいないことはない。
2018年76作目

監督:トニー・ケイ

憎しみは新たな憎しみしか生まない。そして、その憎しみに人生をかけるのは無意味だと思いました。

”Hate is baggage. Life’s too short to be pissed off all the time; it’s just not worth it.”
憎しみは荷物だ。いつも怒っていられるほど人生は長くないんだ。そんなにもったいないことはない。

差別はいったい、いつから始まったんだろうと考えたとき、
自分が優位な立場に立ちたいと思った瞬間からであると思いました。
そのために、分かりやすい肌の色や宗教の違いが使われているだけであって、人間のポテンシャルに違いはないと思う。なにかこう、切磋琢磨出来る道はないのか。

相手を蹴落とすのではなく、自分と相手がともに成長することが出来る思考が少しでも差別をなくすかもしれない。

話の展開の仕方だけでいくと、弟がレポートを書かされていることがラストであぁそういうことなのかってスッキリした。
エドワードノートンの演技が凄かった。
更生した後とかまるで別人。
憎しみは憎しみしか生み出さないのね、、。
SOR

SORの感想・評価

3.5
眼力凄ーい。
差別を綺麗事無しにぶった斬る

黒人差別問題をテーマにした本作。ただ説教くさく差別を無くせ、と主張するのではなく、黒人も悪い奴もいればいい奴もいる、白人も悪い奴は悪いし、いい奴はいい奴ということを伝えてくれる。特に中盤に白人の主人公が黒人と心を通わせるシーンは前半の伏線とも相まって感動し思わず泣いてしまった。

差別に対する姿勢を考えさせられる良作。
HK

HKの感想・評価

5.0
トニー・ケイ監督によるアメリカの黒人差別社会を白人至上主義主点の人間から描いた社会派映画。

エドワード・ノートンのファイトクラブの保険員の面影は皆無ともいえる肉体改造には驚かされるが、それ以上に早口の演技から繰り出される舌戦のシーンは自分の感情ですら何か湧き起らせるほどのものであった。素晴らしいとしか言いようがない演技であった。

弟のダニーの回想をモノクロで映すという方法も、白黒の差をなくすという意図が込められていたのだろうか。

しかし、ネオナチ軍団のモラルのなさっぷりには怒り爆発しそうになった。スーパーマーケット襲撃のシーンもかなり頭にきた。ゆえに彼らを一蹴するデレクを見るだけでも爽快に浸れた。

あの黒人囚人の良い奴っぷりには正直泣けた。あんな良い奴が友達にいればあんな思想は持たなかったのかもしれない。

個人的には諸悪の根源は父親の愚痴が原因だったというのが印象的であった。あのお父さんは別に黒人が嫌いなわけじゃないかもしれない、ただ逆差別で黒人が優遇される体制に対してちょっと不満が漏れただけだと思うと、余計やるせなく感じるのであった。

差別意識というのは、性差別や人種差別のみならず世界中に蔓延るのであろう。ここ日本でも韓国に対する差別は残っているし、そう思うとそういう思想に浸っている人間全員にこの作品を見るのを義務付けたくなるくらい素晴らしい作品であった。

そして最後の自業自得だが惨いラストは、やはり心に来るのであった。自分の好みにも合い、文句なしの名作であると思う。
SUMIRE

SUMIREの感想・評価

4.7
エドワードノートンかっこいい!
ただそれだけで観に行き、ガツンとやられた作品。
復讐は復讐を、憎しみは憎しみを。
あゆみ

あゆみの感想・評価

4.5
一気に引き込まれ、エンドロールでは放心状態。こうゆー作品に出会えた時に、やっぱ映画って凄い…‼︎ってなる。

ノートンの目が何かに取り憑かれたようにいっちゃってて、ゾクゾク。

あの刑務所での気持ちの変化を見たからこそ、、
あの結末からのデレクを、エンドロールが流れてる間想像した…どうかあっちの道に戻らないで、と願わずにはいられない。

白人至上主義、黒人差別…皆仲良くしましょう!なんて、簡単には言えないよね。

重たいテーマだけど、これは観て良かった。

出所するシーン、好きだったな。

ノートン、画面に映るだけで恐怖だったのに、最後は自分でも不思議なくらい悲しい気持ちに。
そんな気持ちにさせる演技が凄い。
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