星降る夜にあの場所で

モリツリ/南太平洋爆破作戦の星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

4.0
「橋」「グライド・イン・ブルー」繋がりで

贔屓目が入らないよう、敢えて大好きなマーロンはノータッチで(笑)
文章でのレビューがないので簡単にストーリーを。
第二次世界大戦中、快進撃を続けていたドイツが戦略物資であるゴムを日本からフランスへ船舶輸送する。
輸送船(船長がブリンナー)には、海上で連合国軍に見つかってしまった時のためにいくつかの爆破装置を仕掛けていた(敵にとっても貴重な戦略物資になるため)。
ドイツ人の反ナチの男(マーロン)がわけあって連合国側のスパイとなりナチスSSを装って輸送船に同行することになる。
目的は爆破装置の起動を妨害し、連合国軍に物資を受け渡すこと。
これといって派手なアクションはありませんが、佳作の脚本による心理戦が船内でかなりスリリングに繰り広げられます。
手に汗握る駆け引きが見どころの1つ。
目的が真逆のスパイと船長(彼も反ナチ)の行く末はいかに!
マーロン・ブランド、ユル・ブリンナーのファンならずとも十分に楽しめます☆彡