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喝采のアップルのレビュー・感想・評価

喝采(1929年製作の映画)
3.7
場末のキャバレーで働くダンサーの母娘愛を描いた映画です。同タイトルのビング・クロスビー版を先に観ていたのでその元となった作品なのかと思ってたけど違いました。男にだらしないけど娘には優しい母とそんな母を慕う娘。修道院の教えがいいのか根本的には母の愛を分かっていたからなのかあの状況でも娘がぐれずにいたのが凄いです。でも思うことはあったでしょうね。やばい義父ってのはいつの時代にも居たんですね。水兵さんとのやり取りは胸きゅんしました。クライマックスで離れた場所から喝采を聴くというトーキーの巧みな演出が観られます。
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