星降る夜にあの場所で

家の鍵の星降る夜にあの場所でのレビュー・感想・評価

家の鍵(2004年製作の映画)
4.0
崇敬するIホール初代総支配人様㉒

まずこの作品を観るにあたっての情報として、他サイトのレビューで勘違いされていた文章をいくつか見かけたので。
障害者の息子は、アスペルガー・シンドロームでもあるということです(彼の言動にこの病の典型的な症状がみて取れます)。
ここを理解していないと全く別物の作品になってしまう可能性があります。
障害者であることと、長い間見捨てられていたこととが重なっているのでごっちゃになってしまうのかもしれません。
そこを踏まえた上で鑑賞されると、15年の贖罪を背負いつつ想像を絶する苦難が待ち受ける未来へ足を踏み入れた1人の男が、彼に課せられた本当の意味での父親としての覚悟を決めた再スタートラインの目撃者になれる気がします。

~追記~

私がupする作品に無画像のものが多いので、filmarksさんにご相談したところ、ピックアップしてみて下さいとのお返事を頂き、最近レビューを書いた20個ほどのタイトルを送信させて頂いたところ、
・夜の儀式
・緑色の部屋
・悪霊
・かぼちゃ大王
・人生は琴の弦のように
・アントニアの食卓
・森の中の淑女たち
・フィオナの海
・マイ・ファースト・ミスター
・不運
・八月十五夜の茶屋
・牢獄
・ジュリアス・シーザー
・戦艦バウンティ
※画像upの許可が確認できない作品は無画像になってしまうそうです※
の画像を入れて頂きました。
以前何かお願いした時にも感じたのですが、filmarksさんの対応の速さには本当に驚かされます。
他サイトにはないアフターケアだと思います。