No.3421
『だだっ広い映画館で、一人きりで見たくなる映画』
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★1回目の鑑賞(2022.5.31)
体感時間3分!怒涛の映像体験。夢を扱った映画として、間違いなく世界最高峰の一本でしょう。
インセプション、イマジナリーライン、めまいショット、
もう『映画』に対する溢れんばかりの愛、愛、愛・・・。
今さーーん!!帰ってきてくれーー(泣)
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★2回目の鑑賞(2023.3.23)
筒井先生の原作をやっと読み終えましたので、映画も再鑑賞。
カオスで多重構造の原作が、今敏監督の手にかかると、こんなにスッキリとなるのか、と改めて驚き。
スッキリしてるのに中身は濃密なままで、さらに、今作品に共通している「映画愛」に溢れていて、エンタメ性も非常に高い。
そして、今作品の世界観の構築に絶大な貢献をした、平沢進先生の音楽が、ここでもドハマり。
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「ラジオ・クラブ」の店員2人組のうち、陣内(背の高くて細身のほう)の声を、今監督が自分で演じている。
改めて聞くと、凄くキャラと合っていて、しっくりしすぎていて、知らなかったら気づかないほど。
あぁ、もうこの天才アニメーターはこの世にいないんだ、と思うと、どうしても泣きそうになってしまう・・・。
(ちなみにもう一人の店員・玖珂は、原作者・筒井先生の声、これはすぐにわかるねw)