山椒

パプリカの山椒のネタバレレビュー・内容・結末

パプリカ(2006年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

中高生ぐらいの頃に
うっすらと見た記憶があって
大人になって見返してみた

夢と現実のはざまを
生きる楽しさと苦しさが
魑魅魍魎お祭り騒ぎで
描いてる感じが悪夢みたいで面白い

夢についてあまり
深く考えたことなかったけど
昔から正夢って言葉があったり
現実に何か語りかけるツールなのかな
とは思っていたことがある

そんな夢をコントロールできたり
自分の好きな夢を見続けることができたら
人間のストレス値は変わりそうだし
めちゃくちゃいい感じな気がするけど
それに伴うなんらかの代償はありそう

この作品の中に出てくる
車椅子じいさんの体験がわかりやすく
もう二度と歩けないと
現実で感じていたが
夢が現実化して歩けるようになる
喜びは計り知れないだろうなとも思う

自分の過去との決別や
引っかかっていたことで
未来の自分の職業が変わったり
人間ってそんなもんだよなと
思えるところもなんだかリアル

見る年代によって感じ方
まるっと変わりそうな映画だな〜
山椒

山椒