NIELSEN堀内

パプリカのNIELSEN堀内のレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
3.5
今敏監督の最高傑作。夢の中から更に夢の中に雪崩れ込んで行く、現実と虚構の世界が判らなくなる手法はクリストファー・ノーラン監督の『インセプション』(2010)を彷彿とさせます。実際は『パプリカ』の方が2006年公開で、しかも原作は筒井康隆さんのSF小説なのですが。

精密でごった煮状態なのにスッキリした作画、実力派声優さんの演技、平沢進氏の独特な音楽、隅から隅まで拘ったアニメーション映画でクオリティーの高さはピカイチ。
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