ゆ

パプリカのゆのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
4.4
今敏監督の作品ずっと観てみたくてようやく観れた〜!(;_;)

こんなにもカオスな世界観のアニメーションと、時代が追いついていないような天才的な音楽のコラボレーションを今まで観たことがない。オープニングタイトルから心をがっつり掴まれた。そして、エンディングにかかる ♪白虎野の娘 なんてもう聴く芸術かよってぐらいに美しすぎて衝撃。あまりの中毒性の高さに、深い深い平沢進沼に足を突っ込んじゃった気がする(笑) え、ほんとに好きすぎてしんどい、、

夢ってその人自身の欲望が顕になるもので、自分の深層心理が分かる。過去のトラウマだったり自分の本心だったり、登場人物たちの夢の中で徐々に明らかになっていく構成がとても面白かった。夢って結構、起きて冷静に考えてみるとおかしい部分がたくさんあったりするから、そういう夢の理屈が通らない特性がすごく上手く描かれてた気がする。ポスターや絵の中に入れる描写も夢の世界ならではだし、家電の行進もインパクト大すぎる〜!
車の窓の水滴が落ちる描写とか、日陰と日向を交互に歩く時の顔の陰り方とか、アニメーションだからこそ描ける部分もとても綺麗で、一場面一場面丁寧に作られてるんだなぁって感じたり。

ストーリー分かったつもりでいたけれど、こうやって思い返してみると実は理解出来てないのかもな、。夢に感染した人たちの妄言が難解すぎるし、そもそも夢と現実の交錯に混乱しちゃう。てことで、また観よーっと!ほんとに好き(;_;)!