あや

パプリカのあやのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
3.6
敦子(パプリカ)は夢を共有する道具"DCミニ"を使って治療するサイコセラピスト。研究所からDCミニが盗まれてしまい、敦子達は悪用する者を追うことになる


夢と現実の境界があいまいな世界をアニメーションで作り上げた今敏やっぱりすごいな。最近Netflixで『妄想代理人』を一気見したので『パプリカ』も観てみようと思い鑑賞。
DCミニを開発した天才研究者の時田は体だけ大きく、心は少年のようなキャラクター。それだけに時田の夢の中では家具やおもちゃが百鬼夜行を連想させるような動きをしている。さらに平沢進の音楽も相まって独特の世界観を作り上げている。

敦子と同じく事件を追う粉川刑事の夢の中でホテルのような廊下を行ったり来たりするシーンは『インセプション』でもそのシーンのオマージュが見られる。
『妄想代理人』も素晴らしかったけど、映画の尺を使って人の精神世界をアニメーションで表現している『パプリカ』もすごい。



夢と自分の精神は深い関係があるというけれど、今生きているこの現実も長い夢だったらどうしようとわたしと同じく考えたことがあるっていう人はいるのかな。