Don't think,Feel！「他人の夢を侵犯する」をテーマに描いた、カオス的ファンタジックワールド。起承転結が読みにくい自由演技の構成なので、ちょっと展開を捉えにくい。右脳で観る映画かも。トラウマとか、恋愛的要素とか、昔の友情とかパラパラ出てくるんだけど、別に物語の根幹を担っているわけではなく。登場人物が多いせいか、独特の世界観を広く浅く摂取する仕様に見えました。そういう意味では、この作品の影響を受けているという、ノーランの『インセプション』は物語の核が散らばってないのでわかりやすく、万人が観やすいと思います。
