筒井康隆作品は大好きで、若い頃かなり読んだが、これは未読
正直、内容は難しくて、理解できなかった
ストーリーはちょっと、ごちゃごちゃした感じ
粉川さんの話が入り込んで、余計に話が行きつ戻りつしてしまう
粉川さんの話が余り響かなかったからかな
でも、夢の世界観は大好き
あの、無表情な人形達の行進なんか大好き
色々な夢に浸っていた
夢から夢
どこまでが夢で、どこから現実
入れ子の様な世界
夢が現実を侵食していく
夢だけでなく、今はどこまでがバーチャルの世界で、どこまでが現実の世界かって事がある
ソレと似ている
サーカス、ピエロ、市松人形、ロボット、フランス人形、おもちゃ
皆んなが持っているちょっと怖いものや、好きな物が、増幅され、強調されている
アニメは、監督のイマジネーションがものをいう作品
自分の頭の中のものを一から作り上げるのは、本当にすごい事だと
夢ってホントはすごく個人的なものだから、人には覗かれたくないし、覗いてはいけないのでは
そこには、自分のトラウマや見たくないもの知られたくない欲望、逆に大好きな物や希望が詰まっている
自分では気が付いてないものまで
怖い！
無機質の物のパレード
得体の知れないものが歩いてくる
パレード（行進？行列？）がずっとメインで、色々な行列が想起させられる
狐の嫁入りの行列
百鬼夜行
ハーメルンの笛吹男
怖いものばかりを思い浮かべてしまった
楽しいパレードもあるのにね
（自分が死ね場面を見るのは、12モンキーズ？色々な映画が！それも楽しい！）
