花屋の店員シーモアはある日、
宇宙からやってきた奇妙な植物と巡り会う。
その植物オードリーⅡのお蔭で店は大評判。
だが、
オードリーⅡは、
人の生き血で育つ食人植物だった……。
食人植物に翻弄される気の弱い青年、
シーモアの恐怖の体験をコミカルに描いた、
ロジャー・コーマンの傑作「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」。
それをミュージカル化して大当たりとなった舞台劇の映画化。
宇宙からやってきたオードリーⅡのクオリティの高さ。
造形も好きで特に赤ちゃんの姿で血を欲しがる仕草が可愛すぎる。
全編にちりばめられたミュージカルの楽曲も良かった。
ジャンルはホラーとミュージカルで、
ホラーで見ると物足りないが、
ミュージカルで見ると楽しめます。
オードリーⅡを見せるだけでお花が飛ぶように売れるのが不思議。
なんといっても、
サディスト歯科医役のスティーブ・マーチンの怪演は必見。
本作とあまり関係ないが、
サディスト歯科医とマゾ患者ビル・マーレイの歯科医院での治療合戦は最高。
タロン・エガートンとスカーレット・ヨハンソンの名が挙がっている、
リメイクの話もあるのでそちらも楽しみです。
