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ハンニバルのkuのレビュー・感想・評価

ハンニバル(2001年製作の映画)
3.8
今作は、『ハンニバル・レクター』シリーズの2作目です。

内容は、あの惨劇から10年、レクター博士からクラリスに1通の手紙が届く。そこには“クラリス、いまも羊たちの悲鳴が聞こえるか教えたまえ”と記されていた……というもの。

1作目にあたる『羊たちの沈黙』が面白かったため、今作も期待してみましたが、ちゃんと見応えがあって楽しめました。前作ではずっと囚われてるレクターですが、今作では隠居生活ということで多少の自由があるので、レクターが生き生きとしていましたね🤔

また、レクター博士のなんでもお見通しという感じや、上品さというものも前作から継いでいて、より、レクターという人物に迫れたような気がします。

そして、ラスト15分はここでは言えないですけど凄かったですね。確かに嫌な奴だなと思ってましたけど、ここまでされるともはや可哀想ですね。最後に食事として出てくるアレも造形がリアルで気持ち悪かったです...。

でも、こういう見るのを躊躇うようなシーンが出てくるのもこのシリーズの見どころだと思うので、次作ではもっとトラウマに残るような強烈なシーンが出てくるのを期待してます🤗
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