仮住夢愛

ハンニバルの仮住夢愛のネタバレレビュー・内容・結末

ハンニバル(2001年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

羊たちの沈黙 のレクター博士の存在感に引き込まれ、こちらも鑑賞した。

前作の10年後の話。
ハンニバルレクター役は、引き続きアンソニー。
クラリス役は、ジョディフォスターではなく、ジュリアンムーア。

感想↓
フランスが舞台の前半がとても良かった。1人のパッツィ刑事が少しずつレクター博士に近づいていく不穏な感じや、一度しか合っていないのにパッツィの先祖の死に方を調べ上げている博士の心理攻撃、パッツィ刑事とその奥さんにオペラ会場で会った時の博士の紳士的な対応や詩に対する知識などは見ている側をもキリキリさせるものがあったと思う。
スターリング捜査官が参入する後半は、彼女の身勝手さがうるさく感じられたものの、それがあるがためにレクター博士の狂人さをより際立たせてくれたと思う。
ラストのポールのシーンは、非常にグロかった。ニット帽から何かしているような気がしたが遥か上をいっていた。あの状態になった人間って今後生きて暮らせていくのか、が疑問だが、治療以外の目的では誰にも体験してもらいたくないなー。
ただ脳味噌を焼いたものは美味しそうに見えた...食べたくはない!食べられたくもない!!!



前半は舞台をフランスにして、現地の刑事パッツィとレクター博士がメインで話が進行する。
レクターは前作のラストで捜査の手を離れていたが、今作ではフランスでフェル博士として図書館の司書を目指すところから始まる。そこでパッツィ刑事と出会う。
パッツィ刑事はベテランだが、あまり表立たない仕事を担当していた。ある時、FBIの依頼で部下がダビングしていた香水店のテープを目撃すると、そこにフェル博士が写っていたため疑問に思う。パッツィは自宅へ帰ると、FBIの極秘資料からフェル博士が極悪犯罪リストの十人のひとり、ハンニバルレクターだと知り、また巨額の懸賞金がかけられていることを知る。


前作同様に、博士の知的さや語り口は相変わらず凄かった。特にパッツィ刑事
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