嫌いじゃないけど、原作ファンからするとややコレジャナイ感のある続編。
レクター博士inイタリアの映像なんてね、最高なんですよ。原作だと文字だけの買い物の記述に辟易とするけど、映画なら永遠に観ていたい。レクター博士と過ごすイタリアの休日をシリーズ化して欲しいくらい。
すっかり博士が連続殺人鬼なのを忘れてしまいそうになるけど、もちろん休暇はそれほど続かない。
そうなると原作から変わってしまった部分がどうしても違和感…
「羊の悲鳴?そんなもんとっくに聞こえないわよ!」とキレてきそうなクラリスはもはや別人だし、あの原作のラストを映像化するのに難色を示す気持ちもわからないでもないけど、これじゃふたりの関係性が昇華されないじゃないか…!同じ釜の飯を食わなきゃ!
それでもやはりお食事シーンの衝撃は凄まじい。ちょっと美味しそうに見えるしね…
もしあの場にいたらパーーンと何かが弾けて、恍惚状態で「じゃあ私はミディアムレア、赤ワインで…」とか言っちゃいそうで怖い!
ちなみにアンソニー・ホプキンスは原作のままのラストがいいと仰ったらしい。さすが!
あなたにしかハンニバル・レクターは演じられません♡
(といいつつマッツのドラマ版を見始るか悩んでる人)