<そして舞台は世界へ>
アレに向けて初見予習。次は世界というわかりやすい展開、ミュージックビデオみたいと悪名高い4作目、少なくとも「歌」はいらないよねー。冒頭、横スクロールするタイトルが無いのは残念だな。でも物語が一本道で、90分と尺が潔いまでに短いのはよかった。
ただ敵のロシア勢が目をパチクリさせた試合前のショータイムはじめ、冷戦下のプロパガンダ合戦など、インフレしまくりの80年代感が今観ると一周回って微笑ましい。だってこれがあながち「嘘」でもないんだからさー(笑)そしてこれがシリーズ一番のヒットというのが興味深い。観客も当時、東側対西側という代理戦争をロッキーという舞台に求めていたということか…。
ま、自分的には三作目で区切りがついてたからアウトロ的に気楽に観られた。あとクリードを観る上で最重要なシーンを観られてよかった。