茶一郎

ロッキー4/炎の友情の茶一郎のレビュー・感想・評価

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)
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『年はとりたくないものだな』

 このセリフが印象的な「3」のラストからアポロとボクシングデート。次なる敵はソ連からの刺客。
シリーズお決まりのロッキー自身の葛藤成長シーンがほぼなく90分とタイトにまとめられた一本。

 シリーズ4作目ともなると「ロッキー」はスタローンの写し鏡を離れてエンタメテイストに。
 全編通してミュージックビデオというよりホームビデオ(結婚式のスライド)的な演出。ビル・コンティは今作では音楽を離れる。

 敵、ドラゴは若かりし日のドルフ・ラングレン。無機質でロボットのようだが、2人が重なる特訓シークエンスもただ重ねるだけではなく、絵コンテ上の対峙する方向性が見えなければ劇的には思えない。とにかくロッキーがものすごく高い所に行ってガッツポーズします。

 冷戦終結直中の作品だがソ連が悪役を担っているため、やや政治的な不快さを含んでいるのが残念。
 
 ところで、ワンちゃんと亀はどこに行ったのだろう(ロボットを飼い始める始末)