矢吹

ロッキー4/炎の友情の矢吹のレビュー・感想・評価

ロッキー4/炎の友情(1985年製作の映画)
3.7
ミスターアメリカ:アポロクリードに捧げる。I want you!

戦いを忘れるくらいなら死んだほうがいい。

シルヴェスターさんてなんだか、自分がかっこいいと思ったものを全力で表現してる感じがしてて、いい。それがあわやクソダサかったりするのがまたいい。
彼が最も変化を恐れない男かも。
そして今回はやたらと曲に乗せるタイプ。
ほぼミュージックビデオな部分もある。
俗に言うアイオブザタイガー現象。

変わるだの、変わらないだのが結構頻出するテーマに感じた上で。
やはり世の中には変わるべきものと変えぬべきものがある。
変えぬべきはファイターの魂とロッキーのテーマに乗せた全力疾走なんじゃないかな。
それは山登りでもかっこよさげな曲でもないと思うけど。なおさら4なんてほとんどファンしか見ないやろうに。

しかし、ドラゴとの試合自体はシリーズでも屈指の名勝負だと感じます。
「あるだけのパワーと愛を全て出せ」

ロッキー側がドラゴに対して言う、ロボットじゃない。あいつも人間だから。からの
ドラゴ側がロッキーに対しての、あいつは人間じゃないって言うのが最高。
あいつは鉄でできている。
そりゃね、我らがロッキーですからね。
ドラゴが自我を押し出し始めるなどなど含めて、ベタベタやけどそれでいい。
矢吹

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