このレビューはネタバレを含みます
Retrospective 原点回帰
BS スターチャンネルにて. 隠れた秀作発掘❗️サミュエル・フラー監督の裸のキッスは、『変質者のキッス』だった。
起承転結の、起承の部分は、冒頭のスキンヘッド女性の謎の殴打行動から始まり、三年後の穏やかな町のムードに転換、
ヒロインケリーは、売春婦だった、三年の更正に努力を重ねて、この地で障害者養護施設の看護婦として人生を再スタートさせる。。そこで、富豪とのラブロマンス。。プロポーズを受け、過去を悩み正直に打ち明けた彼女を、グランドは受け入れ、メデタク玉の輿。。と、思いきや‼️、、その男グランドは、異常な小児性愛者、、ロリコンのゲス野郎だった。。転の展開が、あまりに衝撃的。
彼女を、施設へ呼び寄せた理由も、自分と同じ世界の人間と、勝手に思い込んだ。、そんなグランドの欲望と陰謀を、ひょんな場面で知ってしまったケリー。。可愛い少女が、、グランドの家に二人きりで、、性的虐待❗️？
何と、、ケリーは、📞受話器でグランドを殺してしまった❗️、、。
逮捕されたケリー、、新聞には、売春婦だった看護婦、富豪慈善家のグランド氏を殺害。。
彼女は財産目当てでグランドと婚約し、それがバレた事で彼を謀殺した、、と避難され、有罪もほぼ確定という時、唯一、、現場を立ち去った少女の有力な証言が、、彼女を救う事に。。
結末に、とても救われた気持ちになれました。。劇中に、ケリーや施設の子供達の歌った、青い鳥の歌声が心に残りました。。天使の歌声に聴こえてきました。
ヒロインコンスタンス・タワーズさん、とても綺麗で、歌も上手❗️
それにつけても、カッコ良かったと思っていた紳士のグランド、どーしようもないクズだった。後半にかけては、クライム・サスペンスタッチ。冒頭がその前兆だったと後になり気付いた
裸のキッス、変質者のキッス。。
恐ろしい
サミュエル・フラー作品、1964年でこのクオリティ。良かった❗️
