エリーン

裸のランチのエリーンのレビュー・感想・評価

裸のランチ(1991年製作の映画)
3.6
意味わからなくても映像美を楽しめば良い!な本作。
個人的に「ロボコップ」のピーターウェラーはめちゃくちゃクローネンバーグ味のある俳優で私は大好きだし、この謎世界とウェラーの絵面だけでうっとりできる。
映画としての完成度として過去作には遠く及びませんが、あれだけ完璧な映画を作り出してきたクローネンバーグだしもうちょっとくらい好きなだけ好きなもの撮っても良いでしょという、最近の宮崎駿を見ているような雰囲気に包まれました。
まずバロウズの「裸のランチ」が中島らものラリってる時みたいな文体なので、こういう映像に仕上がるのは順当ですね。
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