七沖

メン・イン・ブラックの七沖のレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)
3.5
〝守備範囲、地球。ヤツらはノリで地球を守る。〟
ワクワクするキャッチコピーだ。ガーディアンオブザギャラクシーのキャッチコピーの元ネタって、もしかしてこれか…?

実は地球には数多くのエイリアンが住んでいて、彼らを監視する組織メン・イン・ブラックが存在する。その事実を偶然知った警官のジェームズは、黒づくめの男・Kに誘われて、エイリアン相手の非日常の世界へ足を踏み出していく…というストーリー。

憧れのベンチュラを購入したので、久々に観賞。
初めて観たのは中学生の時で、正直言ってあまりハマれなかった。そして大人になって改めて観返してみた結果…やっぱり感想は同じだった。

銀河を巻き込む壮大なストーリーのはずなのに、やることは街で聞き込みしてばかりで地味な印象が拭えない。そのギャップが魅力の一つだとは思うのだが…。
メン・イン・ブラックの組織設定やコスチュームは最高なので、もう少しスタイリッシュで派手なアクションが楽しみたかった。

ただ、KとJのバディ感はとても良かった。年配でエイリアンの扱いに慣れたKの非常識な落ち着きと、Jの減らず口混じりで無鉄砲な感じは、見ていいて心地いい。凸凹コンビのようでいて、カチッとうまく歯車がはまる感じがする。
七沖

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