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メン・イン・ブラックのKaZuiのレビュー・感想・評価

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)
3.8
💬ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズが共演し、宇宙人の活動を極秘裏に取り締まる組織を描いた『メン・イン・ブラック(原題:Men in Black)』シリーズの第1作。ニューヨーク市警察の刑事、ジェームズ・エドワーズ(演:ウィル・スミス)は、ある事件をきっかけに秘密組織であるMIBのエージェント"K"(演:トミー・リー・ジョーンズ)の目にとまる。試験に招かれ、合格したジェームズは、エージェント"J"と名を変え、MIBの一員として働くことになる。MIBの役割とは、地球外生命(エイリアン)の監視と存在の隠匿であった。原点にして頂点という言葉がふさわしい作品かもしれない。多種多様なエイリアン、ニューラライザー(記憶を消す装置)や変形してトンネルの天井を走る車、かよわいヒロインの枠にハマらない検死官のローレル・ウィーバー(演:リンダ・フィオレンティーノ)などわくわくする要素がこれでもかと盛り込まれている。人間社会に溶け込むための工夫、シルヴェスター・スタローンやデニス・ロッドマンが実は宇宙人であるなど、映画の世界と現実世界を近づける設定が上手い。そのため、もしかしたらエイリアンは実在するかもしれないと思わせられる。エイリアンのビジュアルも素晴らしく、1997年の作品とは思えない。なお、この作品は、第70回アカデミー賞において、最優秀メイク・ヘアスタイリング賞を受賞している。ギャグとSFアクションの割合も絶妙。

初鑑賞:不明
鑑賞方法:不明

再鑑賞:2020年8月29日
鑑賞方法:動画配信サービス(Netflix)
2020年198本目。
8月19本目。

🗣射撃の審査で、ジェームズ(後のエージェントJ)が、深夜に物理学の本を持った少女がいるなんて怪しすぎるから撃ったと説明しているシーンが観たくて鑑賞しました。久しぶりに観ましたが、面白い。
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