ジョン・ヒューストン×ハンフリー・ボガート。
メキシコで物乞いをしている毎日。じいさんの話をキッカケに金の採掘で一獲千金を目指すことになった3人の物語。
未開拓の地で、じいさんの言うとおりに作業を行い苦労しながらも順調に砂金をゲットすることに成功する。
換金すれば大金となる砂金。独占したくなる欲や、誰かに奪われないかを懸念することに苛まれる。人間の醜い部分が現れる。
じいさんの器が大きいところに惚れ惚れする。俺も若かったら、誘惑に負けていたかもしれないって、経験を積んだ者のセリフだ。寛容な心だ。
「麗しのサブリナ」や「カサブランカ」のイメージが強いボギー。このような憎まれ役をしていることに驚きだ。
三度も小銭を渡している冒頭の白いスーツの男。なんとジョン・ヒューストンだった。Wikiの記載を読んで把握したが、年配のイメージしかわからなかったので聞いてもシックリ来なかった。
脚本が良かった。トントン拍子に展開するストーリーが面白い。
オチもグッドでした。もー笑うしかない感情が強く伝わりました。